この度、ゼネラルリサーチ株式会社(代表取締役:五條 寿朗、本社:東京都渋谷区)は、「転職に関する意識調査」を全国の20~60代男女1,375名を対象に実施いたしました。
企業の採用ニーズが高まる時期は、年間を通じてみると3~4月/9~10月であるといわれています。
背景としては、この時期は年度の切り替えに伴う退職者の後任補充や新規事業の開始があり、新卒の入社前に中途採用を完了させたいというニーズが高まるためです。
そこで、1月~2月はその準備期間として様々な動きが求職者にはあるでしょう。
パーソルキャリアが運営する「doda(デューダ)」の「転職市場予測 2019上半期」によると、求人の増加幅はやや落ち着くが、求人ニーズは高いまま推移するとのこと。全14分野のうち求人数は営業、人事、経理、法務の4分野が「増加」で、金融のみ「やや減少」と発表されています。
そちらも踏まえ、ゼネラルリサーチでは現求職者の志望業界や転職のきっかけ等、「求職者の最新の傾向」について調査してみました。
1.転職のきっかけ
2.情報収集手段
3.今後の転職について
4.総括
全世代で転職を経験したことのある方は6割近くおり、転職を経験したことのある方の割合は年々増加傾向にあります。
その背景としては、「終身雇用制度」の崩壊、転職経験の少ない世代の引退と、景気の緩やかな回復による求人数の増加、働き方改革により自分らしく働ける環境を求めることの促進などが挙げられます。
下記のグラフをご覧下さい。
転職となるきっかけを調査したところ、「給料面」-37.1%が最も多く、次いで「人間関係の悪化」-18.0%、「新しいことにチャレンジする機会を求めて」-15.9%と、続きました。
年代別の理由として20代~30代で最も多い理由は「給料面で」-37.5%、40代~50代で最も多い理由は「給料面で」-35.6%、60代以上では「給料面で」-24.8%という結果となりました。
世代別で若干の割合の違いはあったものの、全世代で給料面をきっかけに転職をするということが判明し、社会情勢の変化によって上記数値が大きく変動することもあるでしょう。
情報収集の手段では「インターネットの求人媒体」が半数を超える64.5%という結果となり、「職安」-29.6%、「知り合いからの紹介」25.2%と、続きます。
調査の結果、希望する業界で最も多かったものは「サービス」となり、次いで「IT・メディア」、「電機・精密」と続きます。
また、「希望の業界、職種、職場に決まっても、今後も転職をすると思いますか?」という質問に対しては「わからない」という回答が6割を超える結果となり、先の読めない景気の不透明さがうかがえる結果となりました。
終身雇用の崩壊、働き方改革、外国人による労働者の確保など、労働における社会情勢は目まぐるしく変わり、我々の働き方もそれに合わせて様々な変化が必要とされました。転職や働き方における世代間の意識の違いは、そういった変化に対応してきた世代によって違いがあるのはむしろ当然といえることでしょう。
今後も転職に関して、求職者の動向を調査してまいります。
・国内モニター総数1,022万人
・42項目の属性パネルでセグメント設定可能
↳調査目的に対して、最適な調査形式・機能をご提案致します。
会社名 | ゼネラルリサーチ株式会社 |
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担当者 | 広報担当宛 |
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メール | pr@general-research.co.jp |
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