この度、ゼネラルリサーチ株式会社(代表取締役:五條 寿朗、本社:東京都渋谷区)は、「アルコールハラスメントに関する意識調査」を全国の20~60代男女1,309名を対象に実施いたしました。
12月は一年の締めくくりとしてバタバタする中、忘年会のシーズンでもあり、お酒を飲む機会が増えてくる時期でしょう。
お酒を飲む際に注意したいのが、飲み過ぎによる「急性アルコール中毒」や「人間関係のトラブル」、
エスカレートすると「社会的責任」を問われる場合もあります。 近年では様々なハラスメントが取り沙汰されていますが、お酒を強要する「アルコールハラスメント(以下:アルハラ)」が社会問題化しています。
ハラスメントの問題点として、ハラスメントをする側は無自覚であることが多く、問題が表面化してから自覚するということがあります。
今回はそのようなハラスメントをする側とされる側の意識のずれが浮き彫りとなる調査となりました。
1.どのようなことをされたら「アルハラ」と感じるか
2.アルハラを受けた経験がある方と、したことがある方の割合
3.どのような場でアルハラが行われるのか、そしてアルハラに至った背景
4.アルハラを受けた際、断れるか
ハラスメントは様々な現場で起き、それぞれで定義づけられているため、何をもってしてハラスメントに当たるかということは難しいですが、広義の意味では「人を困らせること、いやがらせ。」とされています。
そのため、人によってアルハラの定義は変わりますが、今回は「アルハラとはどのようなことだと思いますか?」というアンケートを取ったところ、「お酒の強要」が9割近くを占める結果となりました。
下記のグラフをご覧下さい。
上調査の結果、アルハラを受けたことがある方が18.1%、お酒の強要をアルハラとするのであれば、約4割近くの方がアルハラを受けたことがあるという結果となりました。
また、アルハラをした自覚のある方は10.8%と、30%近くの乖離があることが判明しました。このことから、アルハラをする側は無自覚の内にハラスメント行為に及んでいることが伺えます。
アルハラはお酒の場以外では起こり得ないですが、調査の結果「会社での飲み会」が圧倒的に多い結果となりました。
その他の回答と比較してみると、会社という立場のはっきりとした場でアルコールを飲むことを勧めた場合、本来あまりアルコールに強くなくても断りにくい状況が生まれてしまいます。
そのため、会社での飲み会でアルハラが多くなると推測されます。
また、アルハラに至る背景としては「酔った勢いでのこと」が7割近くを占めて最も多く、アルコールによって普段よりも気が大きくなってしまうことから勢いに任せてハラスメントに発展してしまうケースがあります。
アルハラを受けた際に、はっきりと断れないという方は半数以上おり、理由としては「上司や先輩からの強要は断れない」、「空気が読めないなど自分の立場を気にして」、
「周囲も飲むため断れない」などの回答がありました。
様々な立場や、空気を読むこと、気遣いなど、社会に出たら身に着けておかなければならないことは多々ありますが、
それがお酒の席でも適用されてしまうことでアルハラに発展してしまうのではないでしょうか。
・国内モニター総数1,022万人
・42項目の属性パネルでセグメント設定可能
↳調査目的に対して、最適な調査形式・機能をご提案致します。
会社名 | ゼネラルリサーチ株式会社 |
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